はじめに

インドネシアでも有数の観光リゾートであるバリ島。
かつては外国人観光客で最も多かったのは日本人でしたが、最近はオーストラリア人と中国人が多くなっています。
これは彼らの不動産投資の機会が増えていることを意味するのです。

特に中国人はバリ島に来る目的を物件探しにしている者も多いです。
中国人の金持ちは日本人と比べると桁違いに金を持っていることがおおいので、近年のバリ島での不動産熱は日本人以上に帯びています。
ここでは、多くの国の人間がハマってしまうバリ島での不動産投資の面白さとその影を見て行きましょう。

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1.バリ島における不動産投資の醍醐味

バリ島で不動産を所有するには法人化するのが最も良いでしょう。
それは、最初は諸費用にお金を掛けて投資しても非常に高い利回りが期待出来るからです。
しかしバリで不動産投資を行う醍醐味はもう1つあります。
それは、色んな物件を世界各国の人に購入してもらえるということでしょう。

基本的に不動産はそこに住んでいる現地人の所有がメインになります。
しかし、バリ島に関してはあの小さな島に多くの外国人が常に押しかけるわけで、バリ島の不動産は多国籍バイヤーを相手にしたマーケットとなります。

世界で最も不動産投資として人気なのはヨーロッパのアルプス周辺になりますが、インドネシアでは億単位の資金も必要なく不動産投資が可能です。
個人参入が非常に厳しいこともあって、一旦参入してしまえば色んな物件を選びやすいのも特徴です。

バリ島では、全体的に年利20%の高利回りが期待出来るのは大変魅力的です。
また、インドネシア人自体の消費者層としての成熟もまだこれから期待が持てます。
そのため、土地を購入して外国人ならではのセンスで家屋開発すると転売効率が大変高くなるのです。

2.意外なところに難しさが

バリ島における不動産投資にはやはり難しい部分も存在します。
それは、物件の多さです。
不動産情報を見ると、どれも購入するだけで利益を出してくれそうな雰囲気です。
しかし、実際は、バリ島の不動産は玉石混沌の状況です。

特にバリ島の繁華街周辺の物件は、管理ミスがないものか良く注意すべきです。
土地購入でなく別荘購入等についても同様です。

ハズレ物件が多いのは、1人で複数の物件を同時所有することも多いからです。
バイヤーによっては、それほど良くない物件でも仲介料を高く見込めるため、吟味せず高く購入することもあります。
これにより、最近のインドネシアでは悪質な不動者仲介もかなり多くなっています。

彼らは日本人が泣き寝入りしやすいことを良く承知しています。
あえて劣悪な物件をあたかも適正な価格のように演出してきます。
特に投資ビギナーになりますと、早く転売したい思いが強くなるので吹っ掛けられてしまうでしょう。

現地に本当に信頼できるインドネシア人がいれば大変ラッキーです。
しかし、言葉も通じない状況では、所有権が二重に設定されている物件をあてがわれたりすることもあります。
必ず日本人に対してしっかりとした実績のある仲介業を選んでください。

3.永久に所有し続けることには不向き

日本人にとって、バリ島は間違いなく楽園です。
中にはロングステイでずっと住みたいと思う方もいるかもしれません。
しかし、バリに来た目的が不動産投資であれば永久所有には向きません
バリ島はインフレ率が非常に高くて10%程は下らないと言えます。

不動産価格が上昇している時は大変嬉しいものです。
一方で、インドネシアの通貨ルピアは大変不安定なことで知られます。
万が一何か深刻な政変が起こることで、一気に紙屑になってしまう可能性も捨てきれません。

また、バリ島に多いヴィラの管理にはちょっとした注意が必要です。
写真などでは非常にキレイに見えるヴィラは管理が必要です。
高利回りなヴィラは、結構な管理費がかかるので、それを見越して動く必要があります。

管理次第で入居者からクレームがあれば、悪い口コミほどすぐに広がっていきます。
管理費用が割にあわないときは、土地所有だけに不動産投資を絞るべきでしょう。
バリ島に関わらず、インドネシア全土で不動産転売はタイミングが全てです。

おわりに

周知のとおり、バリ島の財政は観光収入で成り立っています。
しかし、外国人用のヴィラは、外国人の不動産投資によるものです。
そのため、外国人の滞在費で得られる収入のほとんどは現地に落ちません。
また、多くの観光施設が外資による経営であるため実質8割の売上は外国人に持って行かれます。

これは、バリ島の不動産投資が、如何にリターンが高いかを示しています。
多くの外国人が不動産所有をしていながら、さらに同時に別の物件を模索しているのが実態です。