世の中に投資商品は沢山あり、株からFXから国債など様々な商品があります。

これらの商品の利回りというと、投資の仕方にもよりますが年利数%という商品が多いです。
中には投資資金が全て無くなってしまうような、大損する商品も多数存在します。

そんな中で年利20%以上を狙えるのがランドバンキングであり、この頃は日本でもこれを取り扱う会社も多くなってきており、投資が活発になっています。

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■ランドバンキングとは何か?

ランドバンキングは、未開拓の土地を取得して、その土地が開発されて土地の値段が上がれば売って、その差額を利益として得る投資方法です。

リゾート地や空港として予定されているような土地を狙い、開発業者がインフラ整備や商業施設の建設などに着手する前に売却するのです。

昔は日本でも農家の方が土地を売って利益を得て財産を築きましたが、やることはそれと変わりありません。
未開拓な土地を取得して、需要があれば売りに出すのです。

ただし今の日本ではほとんど未開拓の土地もなく、人口も増えません。
ランドバンキングでは、需要がないと利益にならないので、土地の人口が増える必要もあるのです。

このため、ランドバンキングを行うなら海外の土地に投資します。

■ランドバンキングのメリット

ランドバンキングは不動産投資とは違い、土地へ投資する方法です。
不動産投資では、空室のリスクや建物の老朽化対策などを行わなければいけませんが、ランドバンキングは土地への投資なので、そのような心配は一切必要ありません。

またほとんど土地の価値が上がっていない状態で購入するので、土地価格が下落してもさほど影響はありません。
未開発の土地を購入するので、不動産と違いメンテナンスの必要もありまえん。
そのため、維持費もかかりません。

株やFXとは違い、土地は実際に存在するので、自分の目で見て確かめて投資するかどうかも決めることが出来るのです。

■ランドバンキングを行う方法

ランドバンキングで土地を購入するなら、まずは投資家を募集している会社を探します。
ランドバンキングを専門にしている土地開発会社やランドバンキングを扱っている不動産など、いくつかあります。

投資資金としては100万円程度から始められる対象商品もあり、10年前後で利益率100%、つかりは投資資金が2倍を目指すような場合が多いです。
ランドバンキングは、中長期で投資する商品です。

その後、投資した土地が、用途計画などで宅地などへの地目変更手続きが行われます。この変更が行われる状態になったときに、土地を売却するのです。
このために、投資する土地は多くの場合は農地などの更地です。

何もない土地を取得して、住宅や商業地として使える状態になった土地を売ることによって利益を得ます。

投資するなら、土地の選定がとても重要であり、将来そこに人が集まり、開発される土地であるかどうかが大切です。
ただの将来性のない更地に投資しても、いつまで経っても利益にはなりません。

ランドバンキングでは、アメリカやカナダなど多くの土地がある国へ投資する場合が多いです。

■ランドバンキングのリスク

ランドバンキングでは、その国の通貨で土地に投資します。
アメリカならドル、カナダならカナダドルで投資します。
しかし、利益として受け取るときは日本円に変えて受け取ることとなりますので、為替差損が発生します。

ランドバンキングは10年単位の中長期的に投資する商品なので、その間に円高が発生すれば日本円での利益は低下します。

例えば1ドル120円で1万ドル分の土地を購入すると、日本円で120万円になります。
しかしこれが2倍の2万ドルになったとしても、その時の為替レートが1ドル100円だと、日本円で200万円にしかなりません。
仮に1ドル60円になったらプラスマイナスゼロで利益がまったくありません。

為替リスクは回避できませんが、分散投資することでリスクを減らすことは出来、日本円の投資商品にも投資すると、リスクを分散できます。

■ランドバンキングでの税金

ランドバンキングでは、土地を売却したときに、その国での税金と日本での税金がかかります。
ただし土地保有国の税金は確定申告で取り戻せます。

日本での税金は、譲渡所得として所得税が課せられます。
これは所有期間によって違いがあり、
・所有期間:5年以下の場合は30.63%(住民税とあわせて39.819%)
・所有期間:5年超の場合は15.315%(住民税とあわせて20.42%)
となります。

所有期間は売却した年の1月1日で判断します。

また土地を保有していた国に対しても所得税がかかりますが、これは外国税額控除を使用すれば控除できます。
これを利用しないと日本と土地所有していた外国への2重の課税になるので、利用すべき制度です。