マレーシアの不動産投資の魅力

マレーシアの国土は東南アジアにあるマレー半島とボルネオ島の一部の地域から構成されている。

そして東南アジアにおいては、南側は世界の金融先進国であるシンガポールがあり、
北側には世界中にある企業が経営する工場が集まる工業国であるタイとの間に位置している国である。

実は、マレーシアは日本人が海外で住みたい国で毎年上位3位圏内にランクインしていることはご存知だろうか。

気候が温暖で、台風や地震もない。

おだやかな国民性を持ち、ビザの更新期間が10年と非常に長い。

これらが、外国人から気に入られている理由のようだ。

マレーシアの経済面をみてみると、2020年に先進国の仲間入りをすることを目指しているとある。

世界経済が悪化した年には落ち込みがあるものの、経済成長率(GDP)は平均して毎年4%から5%台の経済成長率を維持している。
(参考:日本の経済成長率は毎年1%台を前後している。)

1人当たりのGDPを見ると、1万ドルを越えており、シンガポールをのぞき、アセアン諸国の中では一番高い経済の水準となっている。

今回は、そのマレーシアの中でも不動産の投資先として熱い注目を浴びるジョホール州について掘り下げてみる。

120724-2-1

経済特区ジョホール州とは?

マレーシアは13州に分かれている。

その中でもジョホール州はマレー半島側の南端に位置し、南側に接しているシンガポールとは橋2本をはさんでたったの500メートルほどしか離れてない。

当然ながらジョホール州から対岸のシンガポールが、

シンガポールからは対岸のジョホール州が、お互い肉眼で見える距離にある。

経済先進国として成熟した都市国家となったシンガポール、
そしてその対岸にはこれから都市開発が進んでいくというジョホール州。

一見すると、格差が大きいように見える。

しかし、今後はシンガポールにも負けない都市を目指し、開発が進む予定だ。

 

イスカンダル計画とは?

現在、マレーシア政府が6つの産業計画を進めている。
その中の1つに「イスカンダル計画」というものがある。
ちなみに「イスカンダル」とはジョホール州王の名前から由来しているそうである。

イスカンダル計画は、マレーシア政府とジョホール州政府、つまり、国と地方が手を組んで、2020年にジョホール州を金融先端都市にするという計画である。
一地方だけが行う事業ではなく国と共に進めている事業なので、
途中で頓挫する可能性は極めて低い。

計画は第3段階で設定されている。

・第一段階はインフラの整備。
水道、電気、ガスなどの整備と共に、Wi-fiが全地域で使えるように整備。

・第二段階は不動産の開発。
一つのビル、一つのマンションという単位の開発ではなく、都市という単位での開発。

・第三段階は外国企業の誘致。
外国企業の誘致とそれに伴う雇用の創出。

となっている。

ジョホール州のメリットについて

外国企業を誘致しやすいように経済特区を設置している。

法人税は無税。
キャピタルゲイン(株、有価証券や債権の売買、土地の売買など)に対する利益も無税。
そして付け加えると、相続税も無税である。

都市開発は、スマートシティ構想というものにのっとって開発が行われている。

金融分野だけではなく、教育や文化施設、医療の充実、映画撮影などにも力を入れており、実際にアメリカや日本、欧州等、先進諸国の大手企業などとタッグを組みながら様々な事業が現在進行形で進んでいる。

そして、マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポールはHSRという高速鉄道でつながれる計画があり、ジョホールはその停車駅となる予定だ。
開通すれば、首都であるクアラルンプールまでは1時間ほどの距離で結ばれるようになる。

現在、シンガポールは、国土が狭いという問題がある。

そこで、少しずつであるが、事業の中心や工場を、近くて土地も安いジョホール州へ移す企業もでてきている。

近い将来、ジョホール州はクアラルンプール、そしてシンガポールからも人、物、経済が行き来する都市になる。
中国にある深センや香港などの経済特区をイメージすると良いかも知れない。

ジョホール州の建築物について

以前は建物の建築の質が問われたこともあったようであるが、
今は日本やその他、諸外国からもレベルの高いデベロッパー(開発業者)が施工している建物などが数多く出てきている。
この地域だけの話ではないが、不動産を購入する際はデベロッパーにも注意を払うべきである。

まとめ

海外不動産は普通、出来上がった都市を見てから購入する人が多い。

現在、ジョホール州は開発途上だが、メリットが他の地域よりも多いと感じるので今回紹介してみることにした。
マレーシアの不動産を検討している人は、一度この地域を選択肢の1つに入れてみるのはいかがだろうか。