ニュージーランドは、オーストラリアの隣にある国であり、人口は447万人ほどです。

最大の都市はオークランドであり、そこに130万人ほどが住んでいます。
オーストラリアは、年々不動産価格は上昇していますが、隣の国のニュージーランドの不動産の状況はどうでしょうか。
ここではニュージランドの不動産事情に関して記載します。

■人口は増え続けている

ニュージーランドの人口は年々増え続けています。
1980年に311万人だったのが、30年で130万人ほど増えています。
これは日本が人口が減ってきているのと逆の状態になっており、人口ピラミッドを見ても子供の数が多いことがわかります。
子供が1人だけの世帯は41%、子供が2人の世帯では36%、子供が3人以上いる世帯が23%となっており、子供を持つ世帯が多いのです。
これは今後も人口が増えていく可能性を示唆しています。

このようにして、子供が多く人口が増えているので、当然ながら不動産への需要も高いです。

 

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■移民政策

ニュージーランドの政策の一つとして、移民を受け入れるということがあります。
GDPの成長率を維持するために、輸出を増加させたりするために、その一端を担っているのが移民です。
これは無差別に移民を受け入れるのではなく、その職種ごとに能力や技術のレベルを設けて、それにあった移民をその職に就かせることで、移民がニュージーランドの経済成長の一端となれるのです。

多くの国では移民が問題となっていますが、ニュージーランドでは経済成長になくてはならない存在となっており、住宅や教育や医療のあらゆる現場で、支える存在となっています。
今後も移民の流入は増えていくと見込まれており、移民によっても人口が増えてきているので、不動産に対する需要は高まっていくと見込まれています。
ただし中国人などアジア系の移民は、ニュージーランドで問題を起こしており、移民排他の動きが一部で起こっており、今後はどうなるかはわかりません。

■都市部の不動産価格上昇が激しい

ニュージーランドはニュージーランドドルが下落しているのに対し、不動産価格は平均して毎年7.5%ほど上昇しています。
特に上昇が著しいのがオークランドなどの都市部であり、これはビジネスが展開される町であり、ビジネスを行う人が世界各地から集まること、ニュージーランドは島国であり土地がかぎられていること、外国人投資家の資金が入ってきていること、これらの原因が考えられます。

言い換えれば土地バブルの状況であるとも言えます。
オークランドは前年比で20%も土地価格上昇しており、その上昇が続いています。
しかし、不動産価格は高すぎると考えている人もかなりおり、ニュージーランド中央銀行は金融融和を示唆しています。
そのためにニュージーランドドルは下落しています。

■土地が不足気味

ニュージーランドの不動産価格が上昇する原因の一つとして、土地に関する規制があります。
これは住宅一戸に対する土地の最低面積というものが決められており、土地を簡単に細かく分譲することは出来ません。
これは分譲地のみならず、郊外にある緑地開発をする場合でも、開発は制限されており開発できる場所が限られます。
このために、ニュージーランドでは不動産の供給不足となっており、これが不動産価格上昇の原因ともなっています。

■外国人でも不動産に投資できる

ニュージーランドの不動産を外国人が購入する場合は、滞在ビザをもっていないなら、購入できる物件は土地付きの一戸建て・タウンハウス・コンドミニアムなどが購入できます。
さらには、ニュージーランドの銀行で不動産ローンを組むことも出来、投資しやすい環境が整っています。

そして税金面でも安くて投資しやすいです。
印紙税や登録免許税や不動産取得税や譲渡税や贈与税や相続税などの税金は無税であり、日本だと譲渡税は39%もかかるのに対し、ニュージーランドでは0%です。
このように課税されないものが多いので、税金面でも投資に向いています。

■まとめ

ニュージーランドの人口は子供が多く、移民も盛んなので、今後も増え続けると予想されており、不動産価格も上昇を続けると見込まれています。
そして外国人も不動産に投資することも可能であり、大きな規制は今のところありません。
上昇の一途をたどるニュージーランド不動産ですが、一部では不動産バブルのような状況であると警笛ならす人もいますので、将来的には価格が弾ける可能性もあります。