オーストラリアは日本と反対の南半球にあり、時差で言うと1時間です。

季節も日本とは反対であり、真冬でも20度以上あり、夏は平均して30度前後の暑い国なので、旅行はもちろん、ワーキングホリデーとしても人気があります。

この国は先進国の中では珍しく、この20年間では安定して経済成長をしてきました。
移民によって人口を増やし、海外からの投資を呼び込んで、年平均で3%ほどの成長を維持してきました。
リーマンショック時の影響もあまりなく、順調に経済成長してきました。

人口は年2%程増加しつづけており、特殊出生率も回復しました。
経済成長も順調であり、カントリーリスクも心配ありません。
また慢性的に住宅不足であり、商業用のマンションを賃貸用に改築しているところもあります。

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■オーストラリア不動産投資の魅力

オーストラリアの不動産は世界一割高だと言われています。
しかし不動産の状況は常に空室率が1%前後と非常に低く、賃貸住居でも需要は沢山あります。
また不動産の価格は、上昇を続けているというのも魅力的です。

不動産価格の高騰は今後も続くと予想されており、そのために不動産バブルであるとも言われています。
需要が上回っている状況ですが、オーストラリアは国土が広いですから、政府による急激な土地開発や土地に関する法律を緩和しなければ、この不動産バブルは早々に弾けることはないでしょう。
バルブが続く理由には住宅ローンを組むための制限が緩かったりするのも一因です。

オーストラリアの不動産には相続税も贈与税もないのも魅力です。

■人口増加と不動産価格上昇

オーストラリアでは人口が増えており、そのために不動産への需要も増え、不動産価格も上昇を続けています。

オーストラリアの人口ピラミッドを見てみると、現時点でも日本とは違い若い世代が多く高齢者が少ないという理想的な形になっており、これは2060年の予想される人口ピラミッドでも同じです。
さらに都市部のシドニーやメルボルンの都市部でも2060年までの予想では順調に人口が増加すると見られています。

不動産価格では、シドニーならここ数年では16%の上昇、他の主要都市に関しても10%程の上昇となっています。

不動産価格が上昇しているのに需要が減らないというのは、もちろんオーストラリアでの世帯の収入が増えているということもありますが、住宅ローンを利用する人も多いというのもあります。

このように不動産バブルで不動産価格が上昇を続けているので、一部の経済学者は懸念を表わす人もいます。

■外国人がオーストラリアの不動産を購入する場合

オーストラリアの不動産を永住権を持たない外国人が購入する場合には制限があります。
これは外国人による不動産価格のつり上げが行われているためであり、それを防ぐためです。

永住権を持たない外国人がオーストラリアの不動産を購入する場合には、
・FIRB(外資審議委員会)が定めた地域の新築物件
・中古物件の場合は、物件価格の50%以上の費用をかけた場合
・土地を買って家を建てる場合は、土地購入から1年以内に着工すること
となっています。

ただしITR(Integrated Tourism Resort)で指定された地域なら規制無しでも購入は可能であり、この地域なら不動産売買に関して制限がないので市場が大きく投資しやすいです。
たとえばゴールドコーストなら例としてサンクチュアリーコーブがその地域です。

このような地域は、ゴルフコースから高級ホテルまであるリゾート地が多く、個人向けなら戸建てやコンドミニアムや高層マンションなどがあります。

■不動産投資での注意点

規制があるとはいえ、不動産の物価が上昇を続け需要も多いので、不動産投資をすればすぐに利益が出て上手くいくように思えますが、いくつかの注意点があります。

まず、オーストラリアでの不動産取得の価格は東南アジアなどと比べると高く、シドニーだと一戸建てなら平均で4,000万円以上します。
また物価が上昇しているとはいっても、今後2倍3倍になるとは考えにくいので、上昇の幅は緩やかであり、この点で東南アジアなどと比べると劣ります。
永住権を持たない外国人は、基本的には新築物件かリゾート物件しか買えないので、選択の範囲が狭まります。

オーストラリアの住宅ローンの金利は高いので、現地の住宅ローンを組んで不動産を購入すると利益があまり出ません。
この場合は、円建てで住宅ローンを組むと金利も低くなりますが、為替リスクはつきます。

■まとめ

オーストラリアでの不動産投資をするなら、今でしょう。
不動産の物価は上昇を続けていますので、年数が経てば経つほど、購入のための資金も多く必要になってきますので早い方が良いです。
人口も増えていくので、需要も減らないと見られています。

ただし購入に関しては売り手も買い手も弁護士を付ける必要があったりするので、やはり個人で行うには難しいので、それなりの専門業者を通して行った方が、トラブルも少なくスムーズに投資が進むでしょう。